(for Internet Explorer)
Sub  DefaultFunction( Argument1 as variant )
何もしないコールバック関数の本体。
【引数】
Argument1
第1引数(無視します)
→ vbslib.vbs
ソース
参考
イベントが発生したらコールバックされる関数の集合。
イベント関数を呼び出すオブジェクトのプロパティに、本クラスのオブジェクトを設定します。
参考
イベントが発生したときにコールバックされる関数を登録します。
コールバックされる関数を登録解除します。
ソース
→ vbslib.vbs
テスト
→ T_Item_vbslib フォルダ
書きかけ
イベントが発生したときに、登録されているコールバック関数を呼び出します。
未対応
Sub  EventResponders::Add( Func as EventFunction, Responder as variant, Priority as integer )
イベントが発生したときにコールバックされる関数を登録します。
【引数】
Func
Responder
コールバックされる関数
イベントに応答するオブジェクト
サンプル
    caller_object.OnEventX.Add  GetRef( "ResponderClass_OnEventX" ), Me, 1000
参考
ソース
→ vbslib.vbs
Priority
優先度
Priority 引数
1000 が標準。
EventResponders のオブジェクトに登録した複数のコールバックのうち、
Priority が小さいものから先にコールバックされます。
Sub  EventFunctionSample( Responder as variant, Caller as variant, Args as variant )
イベント関数。 イベントが発生したらコールバックされる関数の型。
【引数】
Responder
Caller
イベントに応答するオブジェクト
イベントが発生したオブジェクト
Args
イベントのパラメーター(イベントの内容による)
    caller_object.OnEventX.Remove  Me
Sub  EventResponders::Remove( Responder as variant )
コールバックされる関数を登録解除します。
【引数】
Responder
イベントに応答するオブジェクト
サンプル
ソース
→ vbslib.vbs
Sub  EventResponders::Calls( Caller as variant, Args as variant )
イベントが発生したときに使い、登録されているコールバック関数を全て呼び出します。
【引数】
Caller
Args
イベントが発生したオブジェクト
イベントのパラメーター(イベントの内容による)
サンプル:
  Me.OnEventX.Calls  Me, Empty
参考
ソース
→ vbslib.vbs
その他
Class_Initialize でエラーが発生してもエラーが発生しない問題に対応します。
Function  CreateGuid() as string
GUID を生成します。
2D7E3038-E395-460A-86CC-C8AB3C3D5D54
返り値の例:
(src)
グローバル変数 g_TestModeFlags に、F_NotRandom を設定すると、
テスト・プログラム用に 00000000-0000-0000-0000-000000000000 から順番に
+1 された値が返ります。
g_TypeLib = 0 にすると、再び 1 から順番に値を返します。
Function  KeyClass::IsSame( Key as object ) as boolean
Function  KeyClass::SetKey( Key as object ) as object
キーとなるオブジェクトを登録します。 一度しか登録できません。 返り値は、Key です。
以前登録したキーと同じかどうかを判定します。
サンプル:
Dim  g_AppKey

  Dim  AppKey : Set AppKey = new KeyClass ' for Ident only
  Set  g_AppKey = new KeyClass : g_AppKey.SetKey( AppKey )
  If not g_AppKey.IsSame( AppKey ) Then  Err.Raise 1,,"Invalied AppKey"
以前登録した特定のオブジェクトかどうかを判定します。
KeyClass から特定のオブジェクトを取得することはできないので、グローバルスコープに、
KeyClass オブジェクトを置いても、特定のオブジェクトへの参照を複製することから守ります。
参考
関連
ファイル、またはフォルダが同一かどうかを比較します。
ファイルまたはフォルダを削除します。
src から dst にファイルまたはフォルダをコピーします。
フォルダを作成します。
カレントフォルダを移動します。
src から dst にファイルまたはフォルダを移動します。
フォルダまたはファイルが存在するかどうかを返します。
テキストファイルの中で、指定したキーワードを含む行を返します。
指定のテキストを内容とした、テキストファイルを作成します。
ワイルドカードを展開します。 サブ・フォルダーも検索します。
他にもあります。左のツリーから選択してください。
ファイル名を変更します。
相対パスを返します。
書き込み可能なフォルダの設定オブジェクトを生成します。
書き込み可能なフォルダを設定します。
書き込み可能でない場所にライトしたときの動きを設定します。
スクリプトが想定していない場所にライトしたときの警告
テキストファイルの内容を表示します。
コマンドプロンプト準拠関数
vbslib オリジナル関数
圧縮(zip)ファイルを解凍します。
FileSystemObject を参照するグローバル変数です。
参考
テスト
ファイルを操作する主な関数を下に一覧します。
すべての関数は、左のツリーを展開してください。
テキストファイルを開きます。(リード用)
テキストファイルを開きます。(ライト用)
テキストファイルの内容を変更します。
フル・パスを返します。
テンポラリ・フォルダの中のパスを返します。
サブフォルダのオブジェクトを高速に辞書に列挙します。
指定した名前のファイルをライトするときにブレークさせます。
負荷が高いときに発生する書き込み拒否エラーに対処します。
一部がバイナリになっているテキストファイルを作成します。
CSV 形式の1行を解析して、配列に格納します。
XML ファイル、または XML 形式の文字列を読み込みます。
Sub  cd( Path as string )
カレント・フォルダーを変更します。
(src)
存在しないフォルダを指定すると、E_WIN32_FILE_NOT_FOUND エラーになります。
ファイルのパスを指定すると、E_WIN32_DIRECTORY エラーになります。
関連
  cd  "FolderA"
  t = ReadFile( "File.txt" )
テスト
→ T_cd_do.vbs # cd
  cd  g_start_in_path
参考
カレント・フォルダーの中にある FolderA フォルダーに、カレント・フォルダー
を変更します。 File.txt は、FolderA フォルダーにあるファイルになります。
現在のカレント・フォルダーを、プロセス起動時のカレント・フォルダーに
変更します。
main 関数、または main2 関数を呼ばれたときのカレント・フォルダーは、プロセス起動時
のカレント・フォルダーではなく、メイン.vbs ファイルがあるフォルダーになります。
メイン.vbs ファイルがあるフォルダーからの相対パスを指定するときは、cd 関数を呼び
出す必要はありません。 (この仕様は、vbslib4 から)
【引数】
Path
新しいカレント・フォルダーのパス
"FolderA"
サンプル
サンプル
ファイル:
vbslib.vbs
Sub  funcA()
  Dim  ds_:Set ds_= new CurDirStack

  cd  "sub"
End Sub  '// 元のフォルダに戻る
オブジェクトが破棄されるタイミングで、カレント・フォルダーを元に戻すオブジェクトです。
下記の場合、関数 funcA から返ると、CurDirStack オブジェクトのデストラクタで、関数に
入ったときのカレント・フォルダーに戻ります。
関連
(src)
テスト
→ T_cd_do.vbs # CurDirStack
サンプル
ファイル:
vbslib.vbs
Sub  pushd( dir as string )
カレントフォルダを移動します。 ただし、popd で戻れるようにします。
(src)
テスト
→ T_cd_do.vbs # pushd
pushd  "FolderA"
popd  '// 元のフォルダに戻る
サンプル
ファイル:
vbslib.vbs
関連
Sub  popd()
カレントフォルダを pushd する前に戻します。
(src)
テスト
→ T_cd_do.vbs # popd
pushd  "FolderA"
popd  '// 元のフォルダに戻る
サンプル
ファイル:
vbslib.vbs
関連
Sub  cd_UpperCaseDrive()
カレント・フォルダーのドライブの文字を大文字に変更します。
サンプル
cd  "c:\Folder"
cd_UpperCaseDrive
Assert  g_sh.CurrentDirectory = "C:\Folder"
→ vbslib.vbs [cd_UpperCaseDrive]
テスト
→ T_cd_do.vbs # [T_cd_UpperCaseDrive]
ソース
SrcPath のファイルまたはフォルダを、DstFolderPath フォルダーの中にコピーします。
Sub  copy( SrcPath as string, DstFolderPath as string )
copy 関数は、ファイルやフォルダの有無によって動きが変わらないようにするため、コマンド
プロンプトの copy や FileSystemObject の CopyFile 関数と、若干動きが異なります。
しかし、エクスプローラーなどの一般的なファイラーの動きと同じです。
DstFolderPath 引数
SrcPath 引数
a.txt ファイル
動作
C:\dst_folder
a.txt を dst_folder にコピーします
(dst_folderがフォルダのとき)
C:\dst_folder\a.txt
a.txt フォルダーを作成して、その中に a.txt を
コピーします
フォルダ aa を作成して、aa フォルダの中に
aa フォルダをコピーします
C:\dst_folder\aa
フォルダ aa を dst_folder の中にコピーします
C:\dst_folder
aa フォルダー
C:\dst_folder\bb
ワイルドカード
ファイルとフォルダを dst_folder にコピーします
C:\dst_folder
C:\dst_folder\bb
フォルダ bb を作成して、その中へファイルと
フォルダをコピーします。
フォルダ bb を作成して、bb フォルダの中に
aa フォルダをコピーします
【引数】
SrcPath
DstFolderPath
コピー元のファイルパス、またはフォルダーパス
コピー先のフォルダーパス (ファイルパスは不可)
copy  "src", "dst"
copy  "src\*", "dst"
サンプル
src フォルダーの内容を dst フォルダーの中にコピーします
→ vbslib.vbs
エラー
SrcPath に指定したファイルが見つからない
DstFolderPath がロックされているか、ファイルが存在する
src フォルダーを dst フォルダーの中にコピーします
→ T_Copy.vbs # [T_Copy]
テスト
vbslib3 の copy の DstFolderPath に指定したパスがフォルダーではないときは、ファイル名を
変える動きでしたが、vbslib4 の copy では、必ず DstFolderPath の新規フォルダーを作成して、
その中へコピーします。 これは、エクスプローラーなどの一般的なファイラーの動きと同じです。
コピーと同時にファイル名を変える時は、copy_ren を使ってください。
g_Vers("CopyTargetIsFileOrFolder") = 1
vbslib ver3 との違い
参考
関連
参考
ファイル:
vbslib.vbs
src\*
コピー先にファイルがあっても、上書き確認をユーザーに行わずに、上書きします。
ユーザーには、上書きするフォルダーやファイルのバックアップをとるようにガイドしてください。
フォルダーをコピーするとき、SrcPath のフォルダーと DstFolderPath のフォルダーを全く同じ
ファイル構成にしたいときは、DstFolderPath のフォルダーを削除してからコピーしてください。
そうしなければ、DstFolderPath の中にあるファイルと同じ場所にあるファイルが SrcPath の
中にに無くても、そのファイルは無くならないためです。 これは、エクスプローラーなどの一般的
なファイラーの動きと同じです。
Src
FileA.txt
コピー元のフォルダー
コピーする前のコピー先
FileB.txt
Dst
FileA.txt
コピーした後のコピー先
Dst
FileB.txt
vbslib ver3 の copy やコマンドプロンプトの copy と動きが異なる場合があります。(下記)
vbslib3 で作成したスクリプトをそのまま動かすと、DstFolderPath にファイルパスを指定した
copy は、指定したファイル名と同じ名前のフォルダの中にコピーするようになります。 しかし、
そのまま、実行を続けても、開こうとするファイルがフォルダーであるため開けない、というエラー
でブレークするため、大きな問題にはならないでしょう。 また、ファイルには一般に拡張子が
付いているので、vbslib3 で作成した copy を vbslib4 で動かすと、拡張子が付いたフォルダー
が作られます。拡張子が付いたフォルダーがあれば、copy の移植を検討してください。

vbslib3 の仕様に戻したいときは、下記のように設定してから copy を呼び出してください。
仕様を変更した理由は、copy する前の DstFolderPath がフォルダーであるかないかによって、
コピー先が変わらないようにするためです。 (あるかないかを判定する If 文が不要になります)
ソース
→ vbslib_mini.vbs
(src)
Sub  copy_ren( SrcPath as string, DstPath as string )
ファイルまたはフォルダーの名前を変えてコピーします。 (copy and rename)
【引数】
SrcPath
DstPath
コピー元のファイル、または、フォルダーのパス
コピー先のファイル、または、フォルダーのパス
SrcPath がファイルなら、DstPath に指定したパスもファイルにしてください。
SrcPath がフォルダーなら、DstPath に指定したパスもフォルダーにしてください。
コピー先にファイルがあっても、上書き確認をユーザーに行わずに、上書きします。
ユーザーには、上書きするフォルダーやファイルのバックアップをとるようにガイド
してください。
フォルダーをコピーするとき、SrcPath のフォルダーと DstPath のフォルダーを
全く同じファイル構成にしたいときは、DstPath のフォルダーを削除してからコピー
してください。
ファイル:
vbslib.vbs
copy_ren  "src", "dst"
サンプル
src フォルダーの内容を dst フォルダーの中にコピーします。
または、src ファイルの内容を、dst ファイルの中にコピーします。
関連
参考
サンプル
copy_ren  "src", "dst"
copy "src\*", "dst"
上記の2行は、同じ処理です。
src フォルダーの内容を dst フォルダーの中にコピーします。
→ T_Copy.vbs # [T_Copy]
テスト
Sub  copy_ex( SrcPath as string, DstPath as string, Option_ as integer )
Option_ に指定したように、特殊なコピーをします。
【引数】
SrcPath
DstPath
コピー元のパス。 ワイルドカードが使えます
コピー先のフォルダーのパス
Option_
特殊なコピーの内容
SrcPath に指定したワイルドカード以外の部分をカットしたファイル名になるようにコピーします。
サブフォルダにあるファイルもコピーします。
  Dim  c : Set c = g_VBS_Lib
  copy_ex  "src\*_set1.*", "dst", c.CutTag
src フォルダーにある _set1. を名前に含むファイルを、dst フォルダーにコピーします。
ただし、ファイル名の一部にある _set1 はカットされます。
複数のファイルが入ったフォルダが複数あって、それらを上書きコピーして合成したフォルダから、
元の1つのフォルダを取り出すようなコピーができます。
src フォルダ
file1_set1.txt
file1_set2.txt
file2_set2.txt
file2_set1.txt
file2.txt
dst フォルダ
file1.txt
コピー先に同じ名前のファイルがあるファイルだけ、コピーします。
(src)
  Set c = g_VBS_Lib
  copy_ex  "src\*", "dst", c.ExistOnly
file1.txt
dst フォルダ
file3.txt
file3.txt
file4.txt
file2.txt
file1.txt
src フォルダ
参考
_set1
file1.txt と file3.txt だけコピーします。
→ T_CopyEx.vbs
テスト
→ T_CopyEx.vbs
テスト
関連
ファイル:
vbslib.vbs
関連
  Set c = g_VBS_Lib
  copy_ex  "src\*", "dst", c.MakeShortcutFiles
sub\file1.txt
sub\file1.lnk
dst フォルダ (新規作成)
file1.lnk
file1.txt
file2.txt
src フォルダ
file2.lnk
コピー先にコピー元のそれぞれのファイルへのショートカットを作成します。
コピー先に同じ名前のファイルや空フォルダーがないファイルだけ、コピーします。
  Set c = g_VBS_Lib
  copy_ex  "src\*", "dst", c.NotExistOnly
file1.txt
dst フォルダ
file3.txt
file3.txt
file4.txt
file2.txt
file1.txt
src フォルダ
file2.txt と file4.txt と EmptyFolder だけコピーします。
→ T_CopyEx.vbs
テスト
→ T_CopyEx.vbs
テスト
T_MakeShortcutFiles
T_CopyNotExists
T_CopyExists
T_CopyTagFiles
EmptyFolder